漁火-いさりび-
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漁火とは夜間に魚を集めるために灯す明かりのことで一般的にはイカ釣り漁船の集魚灯が特に明るく陸からもよく見え有名です。時に数十から百隻の漁火が海を明るく照らし田舎の真っ暗な町よりも明るく見えることがあるほどです。
底引き漁船では集魚灯が必要ありませんので一昔前まではとても暗い作業灯を使用しており、陸から目視出来ることはあまりありませんでしたが、最近は作業の安全性のためと、電気設備の進歩によりとても明るい作業灯をほとんどの底引き船でも導入しています。
写真は松葉ガニ出漁時陸から見た底引き船の作業灯