親ガニ(セコガニ)の味噌汁
公開日:
親ガニをまるごと使った鳥取の郷土料理です。
カニから出る最高のダシとカニミソのコクが最高です。カニの旨みを吸った大根が最高です。イチョウ切りでなく細切りにしても汁を含んでまた違う味わいです。
鳥取では、お椀ではなくて大きなどんぶりに、なみなみと入って出される事も(笑)
材料(2杯分)
- 親ガニ中位のサイズ(生/活)…1枚
- 大根…100g
- 白菜(又は他の葉物)…100g
- 合わせ味噌…大さじ2
- 三つ葉…適量
- 天日塩…ひとつまみ
1.下準備
親ガニは、タワシなどでよく洗ってから縦半分に割ります。
大根は、薄めのイチョウ切りにします。
白菜などの葉物は、食べやすい適当な大きさに切っておきます。
なお、親ガニの割り方は、親ガニのゆで方・さばき方を参考にしてください。
2.カニを茹でる(1)
水500mlと親ガニを鍋に入れて強火で茹でます。
カニの出汁(ダシ)を出すため水から茹でる方が良いでしょう。
3.カニを茹でる(2)
沸騰したら中火に落とします。
灰汁(あく)が出るので取っておきます。
4.大根を入れる
大根を入れます。
白菜を入れて作る場合は、大根と同時に入れます。
その他の火の通りやすい葉物の場合は、少し時間を置いて後から入れます。
5.大根を煮る
再度、煮立ったら、弱火にして13分くらい大根に火が通るまで煮ます。
灰汁(あく)が出たら取っておきます。
6.味噌を溶き入れる
大根に火が通ったら味を見ます。
このとき味が薄いと感じるようなら、塩を一つまみ入れると良いでしょう。
火を止めて、味噌を溶き入れます。
7.加熱
再度、火を点けて煮立つ直前で止めます。
味噌を入れたら沸き立たせないようにするのが美味しいカニ汁を作るコツです。
8.できあがり
お椀に取り分けて、三つ葉を飾ればできあがり。
もしも、お椀が小さいときは、どんぶりなどの器に取り分けると良いでしょう。